コンブ(昆布)
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コンブの注目すべき点はカリウムを大変多く含んでいるところです。カリウムには塩化ナトリウム(塩の主成分)を体外に排出する働きがありますので,塩分の取り過ぎを自然に防ぎ,高血圧を予防する効果があります。
コンブにはアルギン酸エステルという一種の植物繊維を含み,これがコレステロールや脂肪の沈着を防ぎます。エイコサペンタエン酸(EPA)はイワシやサバなどの体内で作られるのではなく,これら青魚が海藻に含まれているEPAを食べることで体内に取り入れているのです。
EPAはコレステロールを低くし,血管の中で血が固まる血栓(けっせん)を予防します。アミノ酸のタウリンも含まれています。タウリンもコレステロールを低下し,血圧を下げます。また,貧血を予防する鉄分やカルシウムを多く含むのでミネラル補給にも適した食品です。
来歴
日本人は昔からコンブやワカメなどの海藻をよく食べますが,成人病を予防するいろいろな成分が豊富に含まれ,低エネルギー食品なので肥満予防とともにいろいろな栄養素が含まれるので長寿食です。
効用・効果
・ヨウ素の生理作用は甲状腺ホルモンチロキシンを作り,体温など臓器の調節機能,新陳代謝を盛んにし,成長期には発育を促進する。チロキシンが欠乏すると甲状腺異常,貧血,低血圧,遅脈,ヒステリーなど代謝異常の症状がでる。
・アルギン酸や硫酸多糖類は植物繊維で,整腸作用があり,大腸ガンを予防する,アルギン酸カリウムは体内でアルギン酸ナトリウムとなりカリウム量を増加させるので,血圧降下や動脈硬化を防止する。
・ラミニンにも血圧降下作用がある。
・昆布のぬるぬるに整腸作用があるので,便秘,下痢に有用である。