エンバク
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【成分と効用】
米や麦に比べてタンパク質、カルシウム、鉄が多く、食物繊維も豊富です。オートミールは100g当たり水溶性の食物繊維を3.2g、不溶性の食物繊維を6.1g含みます。オートブランはさらに多く含みます。水溶性の食物繊維には、血液中のコレステロール値を下げる作用があり、動脈硬化を予防する効果が期待されます。オートミールでこの力を発揮するのはβ一グルカンという多糖体です。このβ一グルカンは、免疫力を高め、がん細胞を抑えるはたらきが知られています。
そのほかエンバクには、フェノール、ステロールという抗がん成分も含まれ、微量ながらがん予防に有効です。
さらに、水溶性の食物繊維は糖質の吸収をゆるやかにし、食後の血糖値の上昇を抑えます。糖質の吸収抑制により肥満の予防に、そして血糖値の上昇抑制により、インスリンの分泌を少なくして糖尿病の予防につながります。
不溶性の食物繊維は、便通の改善に効果を発揮し、大腸がんの予防に有効です。また、味覚を正常に保つ亜鉛も豊富です。
【利用法】
朝食用オートブラン入りのシリアルを利用するほか、オートミールは、塩と水を加えておかゆのように煮て、牛乳などをかけて食べます。加熱時間が短いので損なわれるビタミンが少なく、牛乳の栄養成分も加わります。
コレステロール低下にどれだけ食べれば有効?
高脂肪食をとっているアメリ力入の場合で、1日56gのオートブランが、210〜315という高いコレステロール値を8.5%下げたという研究報告がある。
これは、ひとつの例。多くの研究報告が示しているのは、最も有効なのは、コレステロール値が240〜300の間の人たちという。ただし、家族性の遺伝による高コレステロール症の入には無効とされる。
オートブランは強力な緩下(かんげ)剤としても有名で、毎日15g(カップ1/4)食べれば、がんこな便秘も改善すると報告されている。