標準体重を20%以上超える肥満者は成人痛が心配
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肥満が成人病の元凶といわれる理由
肥満症とは、脂肪組織の中性脂肪が多量にたまって、体重が増加した状態をいうが、いうまでもなく健康にとっては大敵。
肥満者に起こりやすい病気には、次のようなものがある。
(1)過食の結果、インスリンの働きが弱って糖尿病になりやすい。
(2)動脈硬化症が起こりやすくなり、高血圧症や脳卒中、狭心症、心筋梗塞、腎硬化症などを招く。
(3)栄養過剰から胆石症になりやすい。
(4)アルコールによって太ってきた場合は脂肪肝という肝臓の病気にもなりやすい。
(5)体重が膝にかかることから関節の老化が起こりやすく、変形性関節症になりやすい。
こうして並べてみると”成人病の元凶”という意味がおわかりいただけると思う。
どこからが肥満なのか(標準体重とは)
肥満の目安は標準体重をもとに計算されるが、ふつう次のように計算する。
(1)身長150cm以下の人
身長マイナス100=標準体重(ブローカ法)
(2)身長151〜165cmの人
(身長マイナス100)×0・9=標準体重(ブローカ変法・桂法)
(3)身長166cm以上の人
身長マイナス105=標準体重
このように計算して出された数値のプラス10%以内は正常範囲、10〜20%は体重過剰、20%以上は肥満だ。
肥満のおもな原因は食べすぎと運動不足
遺伝的に太りやすい体質の人もいるが、肥満のおもな原因は食べすぎと運動不足。生活に必要なエネルギーを上回って栄養をとりすぎるため、あまった栄養分が脂肪に変えられて脂肪組織にたまる。そして、太りすぎる人はもともと運動が不足ぎみな人が多いのだが、太ってくるといっそう運動嫌いになり、さらに肥満に拍車がかかってくる。
この悪循環をたち切るには、減食療法を主役、運動療法を脇役とした生活改善がぜひ必要だ。